湯船に浸かってのんびりしてたら思い出したの。
植原先生はいつも最後に
〝続けなさい、怠るなかれ”と仰るの。ブッダが最初の説法の時と入滅の時に仰ったんですって。
〝続けよ、怠るな”って
ブッダの最初の5人のお弟子さんが阿羅漢さんになった時に〝続けよ、怠るな”って仰ったのね。入滅の時にも〝続けよ、怠るな”って仰ったんですって。
ブッダは〝この世は川の流れだ”とも仰っていたのね。で、植原先生は、この世が川の流れなら流されていたって良いのに、何故〝怠るな”って仰ったんだろうとずっと疑問に思っていたんですって。
で、そこで2つ前のブログに書いた子宮の中の激流ね。逆流の中を進んでいくのよ。必死で真剣に死に物狂いで。それを見てはたと気づいたんですって。確かにこの子宮という宇宙は川の流れだと。しかも逆流だと。ブッダはこれを見たんだと。
流れに任せていたら目標に辿り着かないじゃないかと。
ブッダは29歳の時に出家して苦行難行をして35歳8ヶ月の時に苦行難行では悟れないと気づいて山を降りるのね。この世は苦であると、そしてこの苦しみの止滅にいたる道を具体的に解いたのが八正道“ね。聞いたことがありますね。
正しく見て、正しく思って、正しい言葉づかいをして、正しい行いをして、正しい生活をして、正しい努力をして、正しい意識を持って、正しい精神統一をして…
解脱の方法ね。この苦しみの輪廻からの。
これってとても難しい事よね。
とても難しい。
きちんと生きなさい。
生き抜きなさい。
自分に言ってます。
すっかり忘れていたけど、
私もこの世は苦行だと思ってました。この輪廻から抜け出す道を真剣に探していました。
今はたくさんの経験をしていろんな気づきがあって、地球に生まれたことをとても楽しんでいます。
楽しむと楽をするとはちがうからね 笑 念の為 。
自分が成そうと思った事は続けなさいと。死ぬまで続けなさいと。たとえ解脱が出来なくても、続ける事が大切なんですよ。
その姿が尊いのですよ。と。
例えば こいつをどうしても人間界に送り出すって逆流の中、ようやく1人?1匹?が辿り着いたら、仲間たちの喜びようはどんなかしら。やったー!って飛びあがって終いにはみんなでオイオイと泣くんじゃないかしら。感動のあまり。そして消えていく。やり切って消えていく。この姿が尊いのですよ。と仰っているの。
ではまた。